エコロに暮らそ第36回〜第40回
毎日新聞 2001.12.5
マークがいっぱい
スチール缶やアルミ缶、ぺットボトルについている材質識別マークはすっかりおなじみだが、今年の4月から、楕円の中に「紙」と書いてある紙容器、四角の中に「プラ」と書いてあるプラスチック容器のマークが加わった。
本来の目的は、容器包装リサイクル法に沿った分別方法を分かりやすく示すこと。紙やプラ容器だけを分別回収する自治体は少ないが、商品の自己紹介と考えるといろいろ活用できる。
例えば、同じプラスチックにもPE(ポリエチレン)とかPP(ポリプロピレン)など違うものがある。ティッシュペーパーの取り出し口にもプラスチックが使われている。ペットボトルのプラ製キャップは取り外して分別、とすぐ分かるような、ていねいな「自己紹介」は大歓迎だ。
毎日新聞2001.12.12
100円の食卓カバー
私の好きな場所の一つは100円ショップ。意外な便利グッズに出会えて楽しい。おすすめグッズはいくつもあるが、ぜひ家庭に一つはほしいのが食卓カバー(蠅帳=はいちょう)だ。
たたむと細長く、広げると骨が4本の傘のようになり、目の細かい布が張ってある。食卓のおかずやご飯類のほこりよけ、虫よけのためにかぶせる。以前はどこの家庭にもあったものだ。
家族の食事時間が少しずつずれる場合や、朝食の残りを昼食に食べる程度の短時間の保管におすすめ。通気性がいいので、温かいものが自然に冷め、ラップをかけた時のようにベタっとしない。
食卓カバーを使い始めると一気にラップの使用量が減るし、室温で冷めた料理はそれなりにおいしい。ごみになるものが減るのは本当にうれしい。
毎日新聞2001.12.19
もうすぐクリスマス
クリスマスが近い。夜になると美しいイルミネーションで街はにぎわう。クリスマスツリーを飾っている家庭も多いことだろう。でも、忙しくてクリスマスを楽しむ暇がない人も多いのでは。そこで小さなアイディアを提供しよう。
クリスマスカラーといえば赤、緑、金、銀。この中の2色以上のりぼん、ひも、モール、毛糸などがあればOK。細く切った紙でもいい。たとえば、ぬいぐるみの首に巻いたり、ちょうちょ結びしたものを頭につけたりするだけでクリスマスバージョンに早変わり。ワイングラスやプランデーグラスに巻いて、テーブルに飾るとはなやかな空間が誕生。観用植物があれば、葉や枝に巻きつけてオリジナルクリスマスツリーに変身。
忙しい人だけではなく、子供といっしょに作業するのも楽しい。
毎日新聞2001.12.26
大掃除をするときには・・
今年の「エコロに暮らそ」は、きょうでおしまい。年末らしく大掃除についての提案をひとつ。
小さな子供たちがいる家庭では掃除する横から散らかしたり、汚したり、イライラすることが多い。それならいっそ、手伝ってもらおう。エプロンを持っていなくても腕カバーを作ってあげればいい。
作り方は簡単。不用のワイシャツのそでを子供の腕の長さにあわせて切る。筒状になっているので、両端を縫ってゴムを入れれば完成。縫い目は少々粗くても、ゴムが出なければ大丈夫。腕が細いので輪ゴムでもじゅうぶんだ。
あっという間にできる腕カバーをつけて、部屋の中の一ヶ所でも磨いてもらえば、親も子も気分は上々。ただし、子供はあきっぽいので短時間で完成できる場所を選ぶことも大事なポイントだ。
毎日新聞2002.1.9
台所をチェックしよう
新年になって1週間以上すぎ、冷蔵庫や冷凍庫を占領したお正月料理はほぼ姿を消した。
生鮮食料品は、腐敗が早いので早めに使い切るよう気をつけるものだが、乾物や缶詰類など保存のきくものは、買ったことをうっかり忘れてしまうことがある。
暮れに急な仕事が入ったり、病気になったり、外出や来客が増え、買い物をした時と大幅に予定が変わってしまうと、一年間台所のすみに置きっぱなしだった。ということにもなりかねない。そこで、台所の食材点検をしておこう。お正月というイベントの後片付けは早めの方がいい。残っているものはさっさと食べてしまう。
去年の暮れに買った豆を今年の暮れに煮て、来年のお正月に食べる──なんてことにならないように、まずチェック!